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北京五輪雑感
北京五輪も終わりました。どうも中国は苦手な家族なので早く終わらないか、などと話してましたがでもそこはそれ、スポーツの祭典だけ有って期間中はとても楽しく過ごせました(笑)。
アテネからだと思うのですが最近の日本はメダル獲得数が多くなってます。私の青春時代は東側の統制の取れた国が国家を上げて推進してましたのでメダルの上位はソ連、東ドイツと米国が常連だったように思います。日本を探すのはかなり厳しくて上から順に探して行くと真ん中よりちょっと上辺りだったように記憶してます。 これがアテネから上位10位以内に食い込むようになり、これも評判の悪いゆとり教育のおかげなぁ、などと感じています。 確かに自分の子供を見ていると昔小学校4年でやっていた事が最近では6年にならないと習わないようになっていたり、小学校6年ともなると例えば入学式や卒業式のような式典でも平気で騒ぐヤツがいたりして変わったなぁ、と思うのですが、逆に言うと多才な人間を育んでいるとも言えるのでこれから世界と互角に戦って行くためには個性のある人間が出てこれるような教育というのも大切だと思います。ただ、もちろん逆の面も有るわけで今までみんな一緒の価値観を共有していたのが各々違ってくるわけで悪い方に転ぶ可能性の方がはるかに大きい筈なのでこれらの集団をどうするか、というのはまた別の問題として残るんでしょうね。 今度の五輪の見どころはボルトが圧勝した100メートル走でした。ただ、ボルトがゴールする手前で横をちょろちょろ見たりするほどの余裕を持って走り抜ける姿は、ベン・ジョンソン(だったかな)がゴール手前でこぶしを突き上げてガッツポーズをやりながら走り抜けた姿を思い出しました。ベン・ジョンソンはその後筋肉増強剤がばれて陸上界から追放されたんですが、どうにも100メートル走といった五輪の花とも言える競技で圧勝すると大丈夫かな、と思ってしまうのは私だけでしょうか?ジャマイカが決勝に二人も残っていたり女子ではメダル独占でしたっけ、国家ぐるみで何かやってるんじゃ、という懸念がぬぐえません。 ジャマイカの人口は270万人ですか。その中でメジャーな競技で世界に通用する人間が何人も出てくる可能性はどのくらい有るんでしょうか。実はマスコミも変だなと思いつつ証拠が無いのに言うと責任問題になるので言ってないだけじゃ、とも思ってしまいます。開会式のやらせなどと合わせて後世に偽物の五輪だったとして残らなければいいんですが。
by today216
| 2008-08-27 12:07
| 文化論
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