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やっぱり小さくなくちゃ(笑)。
by today216
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電気自動車はすぐそこに

東大総長特任教授の村沢さんの講演会「太陽革命の会」に行ってきました。電気自動車はすぐそこに_f0043634_21175028.jpg

村沢さんというのはボート部の先輩でして実はこの会はボート部の同窓会のようなものでしたが100人以上も集まりその中には文科省の事務次官からリチウムイオン電池の発明者まで、あるいはガ○バーの会長さんまで幅広い人が集まりました。みんな私の先輩です(大嘘(笑))。
講演の趣旨は、電気自動車の時代はすぐそこに来ている。Windows95が出てパソコンが一気に広がったように、電気自動車はこれからすぐに一気に広がるだろうというもの。技術的にはすでに100万で中古車を電気自動車に改造できるそうで、しかも素人がやっても1,2日有れば改造できるとのこと。エンジンを使わない分、作るハードルが低い。ハードルが低いので世界的に先進国のみならず中国、インドなどでも開発が進んでいてしかもビッグスリーのような巨大な自動車会社がやらずともベンチャービジネスで車が作れてしまうらしい。すでにアメリカではテスラーという会社が(どこかのアニメで見たことがあるような(笑))6800個のパソコン用の電池を使ってスポーツカーを売り出しているらしい。97キロ加速が5.7秒とか、480キロの航続距離を誇るとか。村沢さんが実際に河口湖まで行って帰って来れたそうです。それでもまだ70キロ以上は走れるくらい容量が残っていたらしい。
電気自動車で実用距離を走るようにするとちょうど一家の一日分の電気消費量の電池を積むことになるらしい。ソーラ−発電では昼は電気が余り夜電気使用量は増えるので昼の間に電気自動車の電池に充電して夜それからまかなうようにするとソーラー発電で一家の電気がほぼまかなえる。そうすると自動車とは言ってもある意味家電のようなものになるので家電メーカーも参入しても良いのではないか。家電メーカー側は動く家電なので、、、と尻込みしているらしいが、いや車は動きませんよ。動くのは週に2,3時間くらい。確かに自分も良く乗っていたときでさえ平均すると一日に3時間も乗っていなかったと思われるしずっーと動いていたらカイエンだと1日で稚内から指宿まで行ってしまう(笑)。
家電メーカーが「動く」家電と言っているのはもちろん動くものだから車検を通す必要があるし、安全である必要があり、そこが難しいのだ、ということだと思いますが、でも、車検に通ったからと言ってプリウスのように安全でない車もあるわけだし、ところで、本当に車検って必要なんでしょうか?単に警察や国交省の天下り先の確保にあるんじゃないでしょうねぇ。
他に障害があるとしたらメジャーの存在でしょうか。パソコンは、自分はスティーブジョブスやビルゲイツと同世代の人間なのでその頃の雰囲気をリアルタイムで経験してるんですが、障害と言えばIBMなどのホストコンピュータメーカーくらいでしたか。でもIBMはその後うまく立ち回りました。IBMもパソコンを手がけたおかげでパソコンの発展が5年くらい遅れたくらいですから(笑)。
という話はさておき、石油メジャーの存在はIBMとは比べものにならないような気がします。なんと言っても湾岸戦争を簡単に起こすくらいの存在ですからね。ある意味、第二次世界大戦も彼らが起こしたのかもしれません。オバマ大統領も余りCO2削減などと言っていると暗殺されるかも(怖っ)。
その話の流れでは現在のトヨタたたきもあり得そうなことなので、プリウスによって電気自動車のパンドラの箱を開けてしまったんですから。
実はこんな話を書いたのは、手作りで中古車を電気自動車に改造することが出来るらしくて、カイエンを電気自動車に改造したら面白いかも、と思ったのでした。世界初のカイエンEVが出来ます。エンジンを誰か高くで買ってくれませんか(笑)?
by today216 | 2010-02-27 01:22 | カイエン
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