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やっぱり小さくなくちゃ(笑)。
by today216
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MaxIm DL

以前に何となくプロ版を買って以来、何となく使ってきたんですが、
1.望遠鏡の自動導入
2.ガイド
3.冷却CCDの撮影、冷却制御
4.ダーク減算(他にもバイアス、フラットも)と同時にコンポジット
5.デジタル現像、画像復元などの画像処理
が出来てしまう優れものだと気づいたのは最近になってです。1から3は他のソフトの代替手段としてとても有効です。MaxImDLを使って最初に便利だと思ったのは2のガイドです。それまではα-SGR、SSAGに変えてからはPHDを使ってました。でもPHDを使い始めていやにガイドが暴れてしまうのに閉口してました。それがMaxImDLを使ってみたところばっちり。ほとんど完璧にガイドをこなします。
それ以来、MaxImDLがとても気に入って3.をCCDOPSから乗り換え、今度から1をステラから乗り換えようと思っています。
4.はそれまでRAP2、フォトショップを使ってたんですが、冷却CCD用のFITSファイルはRAP2で扱えないのでMaxImDLを使ってみたところ、その便利さにびっくりです。最初にダークファイルのありかを登録しておくだけでダーク減算はおろか、位置あわせ、コンポジットまですべて一気にやってくれます。RAP2ではたとえば16枚のコンポジットをやる場合、1枚1枚ダーク減算をしなければならず、しかも1枚ごとにファイルオープン、ダーク減算、ファイルセーブ、と3つの行程が必要でした。それがすべて無くなり、しかもダークファイルを自動的に温度、撮影時間で分類してくれます。すごいソフトです。

やっと、βSGRの到着です。
MaxIm DL_f0043634_2081017.jpg
今のSKY90と将来のTOAとを両方うまく使えるようにするためにどうすれば良いか、開発元と相談してきました。やっとそのためのリングも共にそろい、到着したというわけです。
それにしてもでかいです(笑)。
MaxIm DL_f0043634_2010945.jpg
しかも黒。青だとばかり思ってましたが、180Φは黒なんですね。
真ん中あたりにある出っ張った部分がSKY90用の回転装置を取り付ける部分なんですがこの回転装置、今までは私の持っているリング類の中で一番でかいものでした。それが、とても小さく見えます。もっとも、SKY90とTOAで両方使えるようにでかい方を選んだのが悪いんですが。リング類を全部付けた状態で2キロ弱有りますでしょうか?

でもこれでうまくいくと、MaxImDLでフォーカスの制御も出来てしまうことになるのでドームを持っている人には応えられないでしょうね。
by today216 | 2010-03-07 20:13 | 天体観測
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